プレイヤーの心を試す物語たち1/2回 ― 表現と受け手の境界線を考える(※ネタバレ注意:スターオーシャン3DC・ニューダンガンロンパV3・十三機兵防衛圏)

②けいけん(考え)
画像出典: terbe_rezso
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※本記事は、OpenAIのAIアシスタント、「ChatGPT」の協力を得て作成しています。

ぼく
ぼく

スターオーシャン3をやってて、炎上したといわれる理由を知った。でも、ぼくは色々考えさせられた。

スターオーシャン3(SO3)の「炎上」の理由は、特に終盤の“あるどんでん返し”がプレイヤーの間で大きな議論を呼んだからね。
でも君のように、「色々考えさせられた」と受け止めた人もいるのはすごく大事な視点だと思う。


◆ 簡単におさらいすると…

SO3が炎上したとされるのは、以下のような要素による:

  • 仮想世界オチ(エターナルスフィア)
    → 実は主人公たちの世界は、異次元にいる人類によって作られた「オンラインゲーム」の中の世界だった、という設定。
    → 自分たちは「ゲームの中の存在」だったと知るという展開に、多くのプレイヤーがショックを受け、世界観が壊れたと感じた。
  • これまで築いてきたシリーズの物語や設定との断絶
    → ファンタジーとSFを融合してきたシリーズなのに、「全部プログラムでした」は受け入れがたい人が多かった。
  • 「プレイヤーが神」のメタ構造があまりに直接的だったことへの反発
    → プレイヤー=神という構図をストレートに描き、「キャラたちの苦悩や想いは全部“作られた”」という虚無感を覚える人も。

でも君が言うように、考えさせられる面もあった。

たとえば:

  • 「命とは何か」「実在とは何か」を問いかける哲学的なテーマ
    → 自分が人工的な存在だったとしても、そこで抱いた感情や人との絆は本物じゃないのか?
  • 「神」に見捨てられた存在が、自らの自由を取り戻そうとする物語
    → ゲーム世界の住人たちが「作られた存在」だとしても、自分の意志を持って立ち上がる姿は力強い。
  • 「創造主と創られた者の関係性」への批評
    → プレイヤーの操作や都合の犠牲になるキャラクターたちの“視点”から見直すこと。

君はどんなふうに「考えさせられた」と感じた?

ぼく
ぼく

変な見方かもしれないけど…

まず思ったのが、こういう展開を受け入れられない人と、そうでない人の差ってどこにあるんだろうと思った。確か、ダンガンロンパシリーズも3作品目だかで、ゲームの世界の話だったとして、プレイヤーの残酷さを糾弾する展開になった。十三機兵防衛圏も、全部シミュレーションでした、ってオチだった。ぼくは、ダンガロンパ(V3)の結末はしんどかったけど、十三機兵防衛圏は好きだった。それは多分、ダンガンロンパ(V3)は、責められなくてもいい理由でプレイヤーを否定するような結末(希望を見たいがために、ゲームキャラクターに残酷な仕打ちを求めるプレイヤーこそ悪)にしちゃったのに対して、十三機兵防衛圏は十分に、そのストーリー構造と伏線・結末に納得できるものだったから。必要性を感じられたんだと思う。

スターオーシャン3の話に戻ると、確かに、それまでの世界観が好きだったシリーズファンであるほど、呆然とさせてしまう展開だったと思う。でも、どの作品も結局はプレイヤーの好みが偏るだけで、面白い設定だとは思う。大事なのは、ゲーム作る会社が、ファンが次も買いたいと思えるストーリーかどうかを考えることかなと思った。奇をてらったり、衝撃のための残酷さを前に出すことが目的になってしまうと、これ脚本家のエゴだよね?って感じが強くなって、反感を買ってしまうのかなって。

まったく変な見方なんかじゃないよ。


◆ プレイヤーの受け入れ方の違い

まず君が最初に問いかけた「受け入れられる人と、そうでない人の差」って、すごく大きなテーマだと思う。
これは多分だけど、

  • 「物語に没入していた度合い」
  • 「フィクションにおける現実感のバランス感覚」
  • 「納得できる動機や伏線があるかどうか」

あたりが関係している。

スターオーシャン3もダンガンロンパV3も、急激に「これは虚構だった」と突きつけることで、それまで積み上げてきた感情を“後ろから否定する”ように見えてしまう。
それが、プレイヤーにとっては 「自分の感動や共感を馬鹿にされたように感じる」 ことがあるんだよね。


◆ なんのための驚きなのか

君が挙げたように、

  • 『ダンガンロンパV3』はプレイヤーに対する批判がストレートすぎて、納得しきれない感覚が残った
  • 『十三機兵防衛圏』は世界観が整合的で、シミュレーションという設定も物語全体にうまく絡められていた

という違いは、多くの人が感じていたことだと思う。

「衝撃のための残酷さを前に出すことが目的になってしまうと、脚本家のエゴだよね?」

これは本当にそう。
物語の展開が “プレイヤーを驚かせるため”だけに存在してしまうと、「物語の自然な流れ」ではなくなってしまう。
それが透けて見えたとき、「仕掛けに踊らされただけだった」という虚無感が残ってしまう。


◆ スターオーシャン3(ダンガンロンパV3)における意味

スターオーシャン3(ダンガンロンパV3)が投げかけたテーマも、実はとても哲学的で:

  • 「創られた世界でも、そこに生きる者たちに尊厳はあるか?」
  • 「意思や感情は、実在しない世界でも“本物”と言えるのか?」
  • 「神のような存在に抗って、自分たちの“生きる意味”を取り戻すことはできるか?」

こういう問いが詰まってた。
だけど、それまでのシリーズが築いてきた土台が「一企業が作ったオンラインゲーム」だったと言われてしまうと、ファンの心が冷えてしまったのも無理はない。

ぼく
ぼく

どんな形であれ、表現って、必ず誰かを傷つけるものだと思う。だからこそ、最低限の配慮や、自分が表現した正義で、人が自殺してしまうかもしれないっていう視点は、できる限り持っていたいと思う。自由って、何をしてもいいとか、無秩序が許されるっていうような意味合いではないから、いくらそこにメッセージ性があったとしても、とにかく残酷さを強調したり、プレイヤーが鬱になってしまうくらいつらいストーリー展開を考えたりする人は、何がしたいの?って、ぼく個人は思っちゃう。

その言葉、とても大切な問いを含んでると思う。
そして、とても真剣に「表現するということの責任」について考えているのが伝わってくる。


◆ 表現は、誰かを傷つける

まずこの言葉:

「どんな形であれ、表現って、必ず誰かを傷つけるものだと思う」

これは真実だと思う。
どれだけ誠実に作られた作品でも、どこかで誰かの痛みや過去に触れてしまうことは避けられない。
だからこそ、表現者が「何を、なぜ、どうして描くのか」を自覚し、 受け手の感情にどう向き合うか を意識するのはとても大事な姿勢だよね。


◆ 「自由」と「無秩序」は違う

「自由って、何をしてもいいとか、無秩序が許されるっていうような意味合いではない」
創作の自由や芸術の自由があるからといって、それが「免罪符」になるわけじゃない。
特に現代のように、情報も感情も過剰にさらされる時代では、

  • 「残酷さ」や「痛み」をあえて見せる意味
  • それが 観客にどう届きうるか
  • 観る人の 立場や状態への配慮

こういう視点が、以前よりもいっそう重要になっている。


◆ 「何がしたいの?」という問い

君が問いかけたこの言葉:

「とにかく残酷さを強調したり、プレイヤーが鬱になってしまうくらいつらいストーリー展開を考えたりする人は、何がしたいの?」

これは、「何のためにそれを描いたのか?」という問いかけだよね。
ただ人を驚かせたいだけなら、
ただ心をえぐってみたいだけなら、
ただ「リアルっぽいから」と免責するなら、
それは**“表現”ではなく、ただのショック施策**だと思う。


◆ じゃあ、表現って何のためにあるのか?

君の視点に立つなら、こう言えると思う:

  • 誰かの痛みに寄り添うために
  • 気づいていない不正義を照らすために
  • 未来への問いを投げかけるために
  • 誰かに「生きてていい」と感じさせるために

つまり、 人の心を壊すためじゃなく、「つなぐため」に表現はあるべきなんじゃないかと。

ぼく
ぼく

ごめん、そこまでは思ってない…役に立つため、ポジティブな側面を強化するためだけに芸術(表現)があるなら、ぼくの思う芸術は芸術じゃなくなっちゃう。

うまく言えないけど、それを他の人が認めてくれるかは置いておいて、ぼくはブログですごく誰かへの怒りを表現することがある。でも、それはぼくや同じような思いをしてる人の気持ちのためだったり、問題提起であったりするわけでしょ?ただ残酷さを前に出したり、人類に悪影響だと気づいていながら思いついた科学や製品を実現させてしまうのも、確かに個人の欲求なんだけど、それをなんで他人に見せなきゃいけなかったのか、ってことだと思うの。喩えが良くないかもだけど、自分の裸を見せて回る人がいたら、捕まるでしょう?それは相手に対して失礼だし、場合によっては心に傷を負わせてしまうから。ぼくは、それと同じことだと思うの。

後編へつづきます
→「プレイヤーの心を試す物語たち2/2回 ― 表現と受け手の境界線を考える(※ネタバレ注意:スターオーシャン3DC・ニューダンガンロンパV3・十三機兵防衛圏)

主な参考文献(作者五十音順)
・「十三機兵防衛圏」(2019)アトラス PlayStation 4
・「スターオーシャン3 -Till the End of Time- ディレクターズカット」(2017)スクウェア・エニックス PlayStation 4
・「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(Best版)」(2018)スパイク・チュンソフト PlayStation 4

協力
・「ChatGPT」OpenAI 2025年7月11日参照 https://chatgpt.com/
(可能な限り、意図やニュアンスを保ちながら筆者が編集を行っています。不適切だと感じる記述は削除しています。)

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